この思い出の写真は、1994年新春のパドマと、私アヌパです。
ミュージシャンのデヴァカントが撮影したものです。パドマはOSHO禅タロットのカードのイラストレーターであり、私は現在Osho Japanの瞑想のコーディネーターをしています。
パドマは、この時期、OSHO 禅タロットのイラストレーションの製作がほぼ終わり最後の手直しにかかっていました。
当時音楽プロデューサーだった私は、パドマにこの日、新CDのジャケットのイラストとデザインを依頼し、プネーのOSHOリゾートの庭で、ミーティングをしていました。
それと、この年は、沢山のワークショップやトレイニングに通訳として参加していたのですが、ほとんど、参加者のように自分自身が崩れ落ちそうな瞬間でもありました。
これがパドマによるデヴァ
カントのCDジャケットです。
禅タロットのTrustのカードと同じよ
うに飛んでいるものがあるでしょう。
私は70年代の後半に、プネーでパドマと出逢いました。2人ともマスターであるOSHOのもとで瞑想していました。その頃、パドマはファッション・デザイナーでもあって、彼女は折々、私にローブをデザインしてくれました。それは、ユニークで、特にゴールドのシルクの1枚は、それを着て、OSHOとのダルシャンに出かけることは、ほんとうに嬉しかったものです。もう、ずーっと昔の良き思い出です・・・。
パドマは類いまれなアーティストと言えます。彼女は何年もOSHO リゾート(当時はOSHOコミューンと呼んでいた)のフェスティヴァルの飾り付けをデザイン、製作していました。それは、すばらしいアートで、そこで西洋と東洋が出逢い、宇宙で、ワッショイ!祝祭をしている、そんな感じです。
その年、パドマは1月のフェスティヴァルに、彼女のデザインによる東洋の大小の扇子や、東西のエンライトメント・マスターの水墨画のような凧を飾りました。時々、私はその製作を手伝いに行きました。それは、楽しくて、遊びに満ちていました、彼女の自然に沸き起こる、才能の源を深く感じる機会でした。それは、アートの原点、自身に、存在にトータルに信頼を持つところから生まれる、創造性です。
これは、リゾートの大木に飾った
ボーディーダルマの凧です。
これは、その年のOSHO リゾートへの扉、ゲートレスゲート・門なき門です。
美しい、巨大な扇が見えるでしょう。パドマの傑作です。
私はパドマによるCDのジャケットのイラストをなんとしてでも手にいれたいという、一
途な想いの為、このパドマの飾り付けを手伝う事となり、高い門の上によじ登ります。
パドマーの声に、「アヌパ、ブルーの扇子をあと1インチ右へ、ああ、こころもち、左へ」と
飾り付けの仕上げの、名アシスタントを演じる事となります。ヤレヤレ、その模様の写真
もありますが、その他の人々は優雅なローブを着ていますが、2人はパンツ姿で、サー
カスを演じているというものなので、ここでは掲載を避けましょう。
何と楽しい思い出なのでしょう、パドマはただ、ただ、インスピレーションの塊のようで、
彼女は決して悩む事のない、新時代のアーティストです。その才能は、空から、降り注
いで来るようでした。
~ 愛を込めて、アヌパ